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特集 〜特別の教科 道徳 はじまりました〜

特別の教科道徳の研究について

山形小学校

 山形小学校で私が研究してきた「特別の教科道徳」は、今年で三年目となります。

 一年目の研究では、授業改善に取り組みました。児童たちに映像や写真で視覚的に情報を与え、設定した学習課題を身近に感じられるようにしました。

 資料教材だけで学習課題をとらえることが苦手な児童たちにとって、視覚的にわかる映像や写真は、学習課題を自分ごととしてとらえるのに有効であったと思います。

 二年目の研究では、道徳を評価するための評価の仕方や評価法について進めました。次年度から特別の教科道徳が完全実施となることもあり、早い段階で評価について準備をする必要があると考えたからです。

 まずはじめに、評価の仕方について研究を開始し、次の四点を評価の仕方に位置づけました。

 /値などの評価を行わない
◆‖昭圓箸糧羈咾任覆個人内評価とする
 個々の児童生徒に注目して、以前よりどれだけ道徳的成長があったかを見る
ぁ‘仔漸覆亮業内での学習状況や道徳性に係る成長の様子を記述する

 次に、評価法については、様々な学習会や講習会に参加し、実践しやすい評価法として次の五つを定め、実践・研究を進めていきました。

 ヾ兒)
◆〔明榾
 パフォーマンス評価
ぁ.檗璽肇侫リオ評価
ァ.┘團宗璽鰭床

 中でもい離檗璽肇侫リオ評価は、一学期中に行った道徳の単元の中で実践しました。そして、その評価を活用して、特によかった児童の姿を四十字程度で通知表に記載しました。

 三年目は、「学習カードをもとに子どもの道徳的価値の変容を評価するには」と「道徳的価値を自分ごととして考えるための発問のあり方」を研究テーマに据え、研究を進めています。

 一学期の重点研究会では、授業時数の確保や、進度の確認。そして、評価のための学習カードやワークシートの内容についての意見交換。さらに、授業内容と児童の姿について、情報を交換しました。

 また、自分たちが担当している学級児童の学習カードやワークシートを重点研究会時に持ち寄り、評価文を模擬作文するなどして、すぐに実践に生かすことができる研究をしています。

 その中で大切にしたことは、評価を児童や保護者に伝わるように具体的に記述したことです。そのために明記し、道徳的価値を自分ごととして考えたり、感じたりしたことや、文章や発言で表現する姿を記述しました。また、二学期以降は、道徳の授業で見られた児童の変容について記述を加えていきます。

 今後は、「価値の自覚を深める発問」(自分ごととして考えるための発問)について、各学年で授業実践を重ね、児童が自分ごととして考えるために、どんな発問の仕方が有効であったのかを研究していきます。

 また、個人課題として、児童が道徳的価値を自由な視点から多面的・多角的に発言し、その理由を語り、クラスの仲間全員でその価値について共有し、深めていく場面の充実を図りたいと考えています。

 授業中、児童たちと意見を交わし合っていると、教師の予想をこえた意見が出てくることがあります。それを多面的な視点と考え、次の発問として児童たちに投げかけていく。そうすると、議論までは深まらなくても、多面的・多角的な視点や考え方を知り、共有する時間になるのではないかと、考えています。

 道徳の授業は、児童たちが、それぞれ異なる道徳的価値を持ち寄り、学習が進められます。ですから、あまり形式にとらわれすぎず、児童たちが自由に考え、感じたことを発言し、その理由を語りながら自分ごととしてとらえられるような授業づくりをしていきたいと思います。
(大西宣晴)
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