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小学校英語の教科化・必修化に向けて
吉田小学校
一 はじめに
本校では,国際理解の学習を一〜四年は学校裁量の時間として,五・六年は外国語活動の時間として,担任とJTE,ALTと共に積極的に進めてきた。しかし,新学習指導要領では,五・六年の英語の教科化で七十時間,三・四年の外国活動必修化で三十五時間と授業時数が大幅に増える。現在の週時数では授業時数が確保できないことや,JTE中心に授業案を作成し進めてきたが,担任が中心に授業を進めていく必要があるなど,大きな課題が見えてきた。そこで,本校では,今年度から三年かけて完全移行できるよう,できることから取り組むことにした。

二 モジュール学習
今年度増加分の時間は,清掃後の十分間読書の時間を充てることにした。十分×五回で一時間分とし,九月末から取り組んだ。また,このモジュール学習は,担任が進めることにした。年度当初にJTEと打ち合わせをして,どのクラスでも同時に担任が授業を行えるように,英語の歌のCDを各クラスに配布し,チャンツなどで使う絵カードもクラス分準備してもらった。デジタル教科書にあるHi,Friends! Plusのプリントアウト用資料もいつでも使えるよう整理し保存をしてもらった。さらに,モジュール学習を始めるために,夏休み中に,学年ごとに内容の打ち合わせをし,教材準備の時間を取った。
1 実際にモジュール学習で行ったこと
・三年 授業で習った言葉の復習。(歌や絵カードでチャンツ,色ぬり)NHK英語番組視聴。
・四年 大文字と小文字を書く。チャンツ。デジタル教科書
・五年 ワークシートで授業の復習,チャンツ,デジタル教科書
・六年 天気,曜日,日にちなどの会話。身近な生活の単語。ジェスチャーの練習
2 子どもたちの様子
・楽しそうにやっている。
・できる子とできない子の差が大きい。
・することがわかっているので安心して取り組めている。
・苦手な子は固まっている。
3 成果
・言語活動は,短時間でも続けることで効果がある。
・時間が短いので集中してできる。
・飽きないで楽しんでいる。
4 課題
・年間計画を立てて,準備しておかないと内容や時数が確保できない。
・取り組ませることで精一杯で,個別支援ができない。
・午後の活動の時間が確保できないことも多く,モジュール時間だけでは増える三十五時間を確保することは難しい。

三 担任主体の四十五分授業の確保
モジュール学習だけでは,増える分の授業を補うには内容的にも時数的にも厳しいので,四十五分の授業を増やしていく必要がある。現在三人で授業をしているが,担任とJTE,担任とALTで授業を行うと,同時に二クラス授業ができる。また,児童会・クラブが無い時に,そこで外国語活動の授業を入れていくこともできる。それらとモジュール学習を組み合わせていくことで,五・六年の七十時間,三・四年の三十五時間の授業時間は確保できると考える。

四 終わりに
最初は,授業時間確保のために始めたモジュール学習だったが,プラスの効果も見えてきた。十分という短い時間であり,主の四十五分授業で行ったことを復習するという学習のめあてがはっきりしていることもあり,子どもたちが理解を深めている。それとともに先生たち自身が英語の授業をすることに慣れ,一人で授業を行うことに自信がもてるようになってきている。担任から英語でどう説明すればよいのか,こんな教具やワークシートが欲しいとJTEと積極的に打ち合わせを行うようにもなってきている。今後,小学校英語中核教員を中心に,目標や内容についての研修を深め,来年度の年間指導計画を立てて行く予定である。モジュール学習でも,「聞くこと,読むこと,話すこと(やりとり),話すこと(発表),書くこと」の五領域をバランスよく取り組めるよう検討していきたい。子どもたちにとっても先生たちにとっても,苦しい外国語学習でなく,言葉の壁を越えて人と人がつながり仲良くなれる楽しい外国語学習になるようにしていきたい。(山嵜 公子)
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